医療・介護福祉

Vol.33

Vol.33 名古屋市西区の久遠サービスが送迎付きデイサービスで紹介が続く店の裏側

2025年11月24日

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PROFILE

会社名:株式会社久遠サービス

代表者名:園井 啓吾

所在地:愛知名古屋市西区

設立年:2019年

従業員数:52名

事業内容:送迎付きデイサービス、短時間リハビリ、地域企業向けの相談対応

サイト:vol33-care.example.jp

愛知の住宅地から少し入った場所に、株式会社久遠サービスはあります。入口の棚には送迎付きデイサービスに関するメモが残され、園井 啓吾代表は「ここを雑にすると後で戻ってくる」と話します。

続け方を考え直した一件

園井 啓吾代表が覚えている最初の違和感は、月末の売上表ではなく、朝の空気に出たと言います。2月のある週、スタッフが誰も口を開かず、玄関先のベンチの確認だけが増えました。代表はそこで仕事の受け方を見直しました。

——転機になった出来事を一つ挙げるなら何ですか。
園井 啓吾氏: 「狙っていたというより、送迎ルートを担当者任せにしなくなったことが先でした。売上だけ見れば痛かったです。でも、そこで受け方を変えなければ、52人の会社なのに一人の我慢で回す形になっていたと思います。今は月末に9項目だけ、現場のメモを見返します」

売上表の横に、現場メモを置く理由

株式会社久遠サービスでは、案件ごとの採算だけでなく、準備にかかる手間、担当者の得意不得意、翌週に残る疲れまで見ます。たとえば送迎付きデイサービスの依頼でも、短納期で説明が薄いものは一度立ち止まる。逆に短時間リハビリのように小さく見える相談でも、次の関係につながるものは丁寧に拾います。

玄関先のベンチにある表は、外から見るとただの走り書きです。納期、数量、連絡待ち、迷った理由。そこに整った言葉はありません。けれど園井 啓吾代表は「書いた本人が翌週読めるなら十分」と言います。判断を飾らず残すことが、同じ迷いを減らしています。

強みは、手順と会話の間にある

——記録を続けるための工夫は。
園井 啓吾氏: 「任せる前に、どこで迷うかを聞きます。利用者の言い方をそのまま書くだけでも、次の人の入り方が変わります。立派な資料より、その日の現場で使える一言の方が残ることがあります」

別のスタッフが、納期のメモを持って園井 啓吾代表のところへ来ました。話は三分ほどで終わりましたが、最後に送迎付きデイサービスの確認者だけは紙に残します。小さな手間を省かないところに、株式会社久遠サービスの癖があります。

大きく見せない成長の仕方

株式会社久遠サービスが次に進めたいのは、愛知周辺の小さな会社同士で、困った時に仕事を回し合える関係づくりです。ただし、園井 啓吾代表は拡大を急ぎません。愛知で今の顧客が困った時に思い出せる状態を保つ。そこで無理をすると、会社の声が薄くなるからです。

——次の10年で残したい景色は何ですか。
園井 啓吾氏: 「急ぐ時ほど、何をしないかを決めます。名古屋市西区の仕事は顔が近いので、無理をするとすぐ伝わります。長く続けたいなら、背伸びより約束を守る方が先です」

取材後、玄関先のベンチでは次の送迎付きデイサービスの準備が始まっていました。声は大きくありません。けれど、株式会社久遠サービスでは誰が何を確認するかが自然に決まっていました。愛知の小さな事業として見た時の現実味があります。

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