医療・介護福祉

Vol.43

Vol.43 岡崎市明大寺の三輪デザインが送迎付きデイサービスで地域の困りごとを拾う経営

2025年10月27日

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PROFILE

会社名:株式会社三輪デザイン

代表者名:桂木 和臣

所在地:愛知岡崎市明大寺

設立年:2017年

従業員数:33名

事業内容:送迎付きデイサービス、服薬確認、地域企業向けの相談対応

サイト:vol43-care.example.jp

岡崎市明大寺の玄関先のベンチで、桂木 和臣代表は送迎付きデイサービスの納品前チェックをしていました。派手な発表はありません。けれど、利用者の言い方をそのまま書くという一つの癖に、この会社の続け方が出ています。

続け方を考え直した一件

桂木 和臣代表が最初に語ったのは、売上が伸びた話ではありません。2025年3月、主力だった仕事が二件続けて止まり、予定していた人員表が空白になりました。「送迎付きデイサービスの件数が多いことと、株式会社三輪デザインが強いことは別でした」と振り返ります。

——今も覚えている失敗はありますか。
桂木 和臣氏: 「売上が落ちた時より、同じ説明を三回した時の方が危ないと思いました。送迎ルートを担当者任せにしなくなったことで、受ける量と説明する順番を変えました。そこから少しずつ、現場の声が戻ってきました」

売上表の横に、現場メモを置く理由

株式会社三輪デザインでは、案件ごとの採算だけでなく、準備にかかる手間、担当者の得意不得意、翌週に残る疲れまで見ます。たとえば送迎付きデイサービスの依頼でも、短納期で説明が薄いものは一度立ち止まる。逆に服薬確認のように小さく見える相談でも、次の関係につながるものは丁寧に拾います。

玄関先のベンチにある表は、外から見るとただの走り書きです。納期、数量、連絡待ち、迷った理由。そこに整った言葉はありません。けれど桂木 和臣代表は「書いた本人が翌週読めるなら十分」と言います。判断を飾らず残すことが、同じ迷いを減らしています。

強みは、手順と会話の間にある

——手順書だけでは足りなかった点は。
桂木 和臣氏: 「任せる前に、どこで迷うかを聞きます。利用者の言い方をそのまま書くだけでも、次の人の入り方が変わります。立派な資料より、その日の現場で使える一言の方が残ることがあります」

別のスタッフが、納期のメモを持って桂木 和臣代表のところへ来ました。話は三分ほどで終わりましたが、最後に送迎付きデイサービスの確認者だけは紙に残します。小さな手間を省かないところに、株式会社三輪デザインの癖があります。

大きく見せない成長の仕方

次に手をつけるなら、岡崎市明大寺の顧客から来る細かな相談を、担当者任せにしない受付の形づくりだと話します。とはいえ、株式会社三輪デザインは広告を急に増やすつもりはありません。送迎付きデイサービスを頼む人が「前にも聞いてくれた」と思える距離を、先に守りたいからです。

——今後も変えないと決めていることは。
桂木 和臣氏: 「続ける会社には、派手ではない約束が必要です。株式会社三輪デザインなら、いつ返事をするか、どこまで見るか、何を断るか。そこを曖昧にしないだけで、お客さんもスタッフも少し楽になります」

取材後、玄関先のベンチでは次の送迎付きデイサービスの準備が始まっていました。声は大きくありません。けれど、株式会社三輪デザインでは誰が何を確認するかが自然に決まっていました。愛知の小さな事業として見た時の現実味があります。

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