医療・介護福祉

Vol.63

Vol.63 名古屋市西区の鳴砂パートナーズが訪問看護の記録整理で続けられる速度の決め方

2025年8月28日

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PROFILE

会社名:株式会社鳴砂パートナーズ

代表者名:岩瀬 理沙

所在地:愛知名古屋市西区

設立年:2008年

従業員数:42名

事業内容:訪問看護の記録整理、家族連絡ノート、地域企業向けの相談対応

サイト:vol63-care.example.jp

愛知の住宅地から少し入った場所に、株式会社鳴砂パートナーズはあります。入口の棚には訪問看護の記録整理に関するメモが残され、岩瀬 理沙代表は「ここを雑にすると後で戻ってくる」と話します。

続け方を考え直した一件

岩瀬 理沙代表が覚えている最初の違和感は、月末の売上表ではなく、朝の空気に出たと言います。10月のある週、スタッフが誰も口を開かず、記録棚の確認だけが増えました。代表はそこで仕事の受け方を見直しました。

——最初から今の形を狙っていたのですか。
岩瀬 理沙氏: 「売上が落ちた時より、同じ説明を三回した時の方が危ないと思いました。送迎ルートを担当者任せにしなくなったことで、受ける量と説明する順番を変えました。そこから少しずつ、現場の声が戻ってきました」

売上表の横に、現場メモを置く理由

株式会社鳴砂パートナーズでは、案件ごとの採算だけでなく、準備にかかる手間、担当者の得意不得意、翌週に残る疲れまで見ます。たとえば訪問看護の記録整理の依頼でも、短納期で説明が薄いものは一度立ち止まる。逆に家族連絡ノートのように小さく見える相談でも、次の関係につながるものは丁寧に拾います。

記録棚にある表は、外から見るとただの走り書きです。納期、数量、連絡待ち、迷った理由。そこに整った言葉はありません。けれど岩瀬 理沙代表は「書いた本人が翌週読めるなら十分」と言います。判断を飾らず残すことが、同じ迷いを減らしています。

強みは、手順と会話の間にある

——品質が揺れる前に見る数字はありますか。
岩瀬 理沙氏: 「任せる前に、どこで迷うかを聞きます。ヒヤリとした場面を当日中に残すだけでも、次の人の入り方が変わります。立派な資料より、その日の現場で使える一言の方が残ることがあります」

記録棚では、担当者が家族連絡ノートの段取りを確認していました。岩瀬 理沙代表は「それ、誰が次に見る?」とだけ返します。答えを渡し切らないことで、訪問看護の記録整理の次の担当が使える記録に変えていました。

大きく見せない成長の仕方

岩瀬 理沙代表の関心は、訪問看護の記録整理の相談を次の世代へ渡すための記録づくりにあります。広げる前に、今の42人で約束を守れるかを見る。そこを飛ばすと、名古屋市西区で積み上げてきた紹介の理由が弱くなると言います。

——同じ地域で事業を続ける人へ伝えたいことは。
岩瀬 理沙氏: 「続ける会社には、派手ではない約束が必要です。株式会社鳴砂パートナーズなら、いつ返事をするか、どこまで見るか、何を断るか。そこを曖昧にしないだけで、お客さんもスタッフも少し楽になります」

最後に見たのは、記録棚に貼られた古いチェック表でした。新しい仕組みではありません。それでも岩瀬 理沙代表は「残っているものには理由がある」と言います。大げさに語らない強さが、そこにありました。

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