医療・介護福祉

Vol.93

Vol.93 一宮市浅野の青瀬パートナーズが訪問看護の記録整理で現場の声から生まれた強み

2025年5月28日

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PROFILE

会社名:株式会社青瀬パートナーズ

代表者名:日向 智久

所在地:愛知一宮市浅野

設立年:1997年

従業員数:53名

事業内容:訪問看護の記録整理、短時間リハビリ、地域企業向けの相談対応

サイト:vol93-care.example.jp

愛知の住宅地から少し入った場所に、株式会社青瀬パートナーズはあります。入口の棚には訪問看護の記録整理に関するメモが残され、日向 智久代表は「ここを雑にすると後で戻ってくる」と話します。

続け方を考え直した一件

日向 智久代表が覚えている最初の違和感は、月末の売上表ではなく、朝の空気に出たと言います。4月のある週、スタッフが誰も口を開かず、玄関先のベンチの確認だけが増えました。代表はそこで仕事の受け方を見直しました。

——今も覚えている失敗はありますか。
日向 智久氏: 「きっかけは格好いいものではありません。記録の様式を現場から作り直したあと、予定表より人の顔を先に見るようになりました。訪問看護の記録整理は段取りの乱れがすぐ表に出ます。小さい会社ほど、無理の出どころをごまかせません」

売上表の横に、現場メモを置く理由

株式会社青瀬パートナーズでは、案件ごとの採算だけでなく、準備にかかる手間、担当者の得意不得意、翌週に残る疲れまで見ます。たとえば訪問看護の記録整理の依頼でも、短納期で説明が薄いものは一度立ち止まる。逆に短時間リハビリのように小さく見える相談でも、次の関係につながるものは丁寧に拾います。

玄関先のベンチにある表は、外から見るとただの走り書きです。納期、数量、連絡待ち、迷った理由。そこに整った言葉はありません。けれど日向 智久代表は「書いた本人が翌週読めるなら十分」と言います。判断を飾らず残すことが、同じ迷いを減らしています。

強みは、手順と会話の間にある

——品質が揺れる前に見る数字はありますか。
日向 智久氏: 「うちは大きな会社ではないので、全員が同じ動きにはなりません。だからヒヤリとした場面を当日中に残す。それを見て、次の担当が自分の言葉で確認できればいいんです」

別のスタッフが、納期のメモを持って日向 智久代表のところへ来ました。話は三分ほどで終わりましたが、最後に訪問看護の記録整理の確認者だけは紙に残します。小さな手間を省かないところに、株式会社青瀬パートナーズの癖があります。

大きく見せない成長の仕方

日向 智久代表の関心は、愛知周辺の小さな会社同士で、困った時に仕事を回し合える関係づくりにあります。広げる前に、今の53人で約束を守れるかを見る。そこを飛ばすと、一宮市浅野で積み上げてきた紹介の理由が弱くなると言います。

——同じ地域で事業を続ける人へ伝えたいことは。
日向 智久氏: 「大きく見せるより、明日も同じ温度で玄関先のベンチに立てることだと思います。訪問看護の記録整理は速さだけで勝てない場面が多いです。断る理由、待ってもらう理由、もう一度頼まれる理由を、自分たちの言葉で持っておきたいです」

取材後、玄関先のベンチでは次の訪問看護の記録整理の準備が始まっていました。声は大きくありません。けれど、株式会社青瀬パートナーズでは誰が何を確認するかが自然に決まっていました。愛知の小さな事業として見た時の現実味があります。

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